この節について
この節では、説明をしていくにあたって今後必要となるディレクトリやファイルなどの必要最低限の準備を行っていきます。
この節で最終的に作成するディレクトリ構造とファイル
この節では最終的に以下のディレクトリ構造とファイルを作成します。
拡張子がないものはディレクトリです。
1 | . |
ディレクトリ構造とファイルを作成する
tutorialディレクトリを作成する
任意の場所にtutorialディレクトリを作成します。
コマンドで作成しても良いですし、右クリックなどで開くコンテキストメニューなどからでも良いです。
コマンドで作成する場合
WindowsのコマンドプロンプトもMacのターミナルも任意の場所で以下のコマンドを実行するとtutorialディレクトリが作成されます。
1 | mkdir tutorial |
tutorialディレクトリに移動する
WindowsのコマンドプロンプトもMacのターミナルも以下のコマンドでtutorialディレクトリに移動できます。
1 | cd tutorial |
tutorialディレクトリ内に下層のディレクトリを作成する
さきほど「この節で最終的に作成するディレクトリ構造とファイル」で示したディレクトリ構造になるように、空のディレクトリを作成していきます。
コマンドで作成しても良いですし、右クリックなどで開くコンテキストメニューなどからでも良いです。
Windowsのコマンドプロンプトで作成する場合
tutorialディレクトリ内で以下のコマンドを実行するとディレクトリが作成できます。
以下のコマンドをコピー&ペーストすると楽だと思います。\
(バックスラッシュ)のキーを押すと¥
が入力されるかもしれませんが問題ありません。
1 | mkdir public\html public\stylesheets src\scss\base\global-variables\media-queries src\scss\layouts src\scss\modules |
Macのターミナルで作成する場合
tutorialディレクトリ内で以下のコマンドを実行するとディレクトリが作成できます。
以下のコマンドをコピー&ペーストすると楽だと思います。
1 | mkdir -p public/html public/stylesheets src/scss/base/global-variables/media-queries src/scss/layouts src/scss/modules |
空ファイルを作成する
さきほど「この節で最終的に作成するディレクトリ構造とファイル」で示したファイル構成になるように、空のファイルを作成していきます。
コマンドで作成しても良いですし、右クリックなどで開くコンテキストメニューなどからでも良いです。
Windowsのコマンドプロンプトで作成する場合
tutorialディレクトリ内で以下のコマンドを実行すると空ファイルが作成できます。
以下のコマンドをコピー&ペーストすると楽だと思います。\
(バックスラッシュ)のキーを押すと¥
が入力されるかもしれませんが問題ありません。
1 | copy nul public\html\module-list.html |
Macのターミナルで作成する場合
tutorialディレクトリ内で以下のコマンドを実行すると空ファイルが作成できます。
以下のコマンドをコピー&ペーストすると楽だと思います。
1 | touch public/html/module-list.html src/scss/module-list.scss src/scss/base/_default.scss src/scss/base/global-variables/media-queries/_media-queries.scss |
html5reset-1.6.1.cssをダウンロードする
reset.cssはダウンロードしたものを使うことにします。
Google Code Archiveの「 https://code.google.com/archive/p/html5resetcss/downloads 」からhtml5reset-1.6.1.cssをダウンロードします。
ダウンロードしたcssファイルは以下のパスに格納します。
public/stylesheets/html5reset-1.6.1.css
public/html/module-list.htmlの編集
以下の内容を記述します。
html5reset-1.6.1.cssを読み込んでからmodule-list.cssを読み込むようにしています。
1 | <!DOCTYPE html> |
src/scss/module-list.scssの編集
以下の内容を記述します。
1 | // base |
src/scss/base/_default.scssの編集
以下の内容を記述します。
1 | html { |
src/scss/base/global-variables/media-queries/_media-queries.scssの編集
以下の内容を記述します。
1 | // |
scssをコンパイルするための環境構築
「sass 環境構築 mac」「sass 環境構築 windows」などで検索すると良いと思います。
以下のことを行ってください。
- Sassのインストール
- src/scss/module-list.scssをコンパイルして、public/stylesheets/module-list.cssが生成されるように設定
public/stylesheets/module-list.cssの生成
src/scss/module-list.scssをコンパイルして、public/stylesheets/module-list.cssを生成してください。
これで準備は完了です。